18歳未満の方は閲覧できません

このサイトは成人向けの性の健康の情報と、商品の紹介を含みます。

18歳未満です(退出)
セックスの達人 性は、タブーじゃない。

当サイトはアフィリエイト広告(PR)を利用しています。紹介している商品のリンクから購入されると、運営者に報酬が支払われることがあります。医療の診断に代わるものではありません。

← 四十八手の一覧

時雨茶臼(しぐれちゃうす)― 受け入れる側が上になる、いちばん基本の形

⏱ 読む時間の目安:約5分

四十八手「時雨茶臼」の姿勢の図。あおむけの人の腰の上に、もう一人がひざをついてまたがり、上半身を起こしている
青=主に動く側、ピンク=受け入れる側(図は姿勢の目安です)

読み:しぐれちゃうす|形:騎乗位の仲間|負担が大きいのは:上の人のひざ・太もも

時雨茶臼は、あおむけになった人の腰の上に、受け入れる側がまたがって上半身を起こす形です。今でいう「騎乗位」のいちばん基本の形にあたります。深さ・速さ・角度を、受け入れる側が自分で決めやすいのが特徴です。そのかわり、上の人のひざと太ももが疲れやすく、動き方によっては陰茎のけがにつながることがあります。このページでは、手順と、からだの負担、けがを防ぐ動き方をまとめます。

名前の由来

四十八手では、受け入れる側(女性)が上になる形の多くに「茶臼」がつきます(時雨茶臼・茶臼のばし・帆かけ茶臼など)。菱川師宣の『恋のむつごと四十八手』の図の題にも「茶臼」「曲茶臼」が見られます(白倉敬彦の解説書の目次による)。「時雨(しぐれ)」がなぜつくのかは、はっきりした資料が見つからず、諸説あります。

どんな形か

やり方(手順)

  1. 下の人があおむけになる。腰の下が沈みすぎるやわらかい寝具より、少し硬めの面のほうが安定する
  2. 上の人が、下の人の腰をまたいでひざをつく。ひざの下にタオルや枕を入れると痛みにくい
  3. うるおいが足りなければ、ローションを足す(第3章)
  4. 上の人が、陰茎を手で支えて入り口に合わせ、自分の体重でゆっくり腰を下ろす。最初は浅く、少し止まってからだを慣らす
  5. 動きは、上下より「前後に小さく揺らす」から始めると、抜けにくく、深さも調整しやすい
  6. 疲れてきたら、前に倒れて相手の胸に手をつく、相手の体に重なる(茶臼のばしの形)など、体重を逃がす形に移る

からだの負担と、身長差・やわらかさ

けがを防ぐ ― 陰茎折症に気をつける

勃起した陰茎は、中の海綿体をつつむ膜(白膜)が強く曲げられると裂けることがあります。これを陰茎折症(いんけいせっしょう)といい、急いで手術が要るけがです。

ブラジルの3つの救急病院で、13年あまりの間に確かめられた42例を調べた研究では、男女の性行為で起きた28例のうち、女性が上の形が14例(50%)、後ろからの形が8例(28.6%)、男性が上の形が6例(21.4%)でした(Reis ら, 2014)。著者たちは、上の人が全体重をかけて動いていると、陰茎が入り口からそれた時にとっさに止められないからではないか、と考えています。

一方、別のブラジルの研究(90例)では、女性が上の形は9例(10%)と少なく、後ろからの形のほうが多く、けがも重い傾向でした(Barros ら, 2017)。12本の研究、490例をまとめた2024年の分析でも、女性が上の形ではっきりした危険の増加は見られず、男性が主に動く形(男性が上・後ろから)で危険が高いという結果でした(Syarif ら, 2024)。どれも、けがをした人だけを集めた研究で、その姿勢をとった人のうち何人がけがをしたかは分かりません。「どの形なら安全」とは言えず、どの形でも動き方しだい、と考えるのが正確です。

この形でできる工夫は、次のとおりです(研究で効果を確かめたものではなく、上のしくみから考えられる予防です)。

「ポキッ」という音がした、急に萎えた、強い痛み、陰茎が腫れて紫色になった、という時は、すぐに行為をやめ、泌尿器科か救急を受診してください。尿に血が混じる、おしっこが出にくい時は、尿道もけがをしている可能性があります。上のブラジルの研究では、すぐに手術を受けた人の長い目で見た結果は良好でした(Reis ら, 2014)。恥ずかしがって受診を遅らせないことが大切です。

同意と、止める合図

同意の基本は第1章にまとめています。

似た手との違い

ほかの手は四十八手の一覧から探せます。

こんな時に向く・向かない

参考にした資料

← 四十八手の一覧男女編の目次 →