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松葉崩し(まつばくずし)― 脚を互い違いに組む形

⏱ 読む時間の目安:約4分

四十八手「松葉崩し」の姿勢の図。あおむけの人の片脚を、ひざ立ちの人が持ち上げて抱え、もう片方の脚をまたいでいる
青=主に動く側、ピンク=受け入れる側(図は姿勢の目安です)

読み:まつばくずし|形:側位・脚を交差する形|負担が大きいのは:受け入れる側の股関節

松葉崩しは、受け入れる側の片脚を持ち上げ、ふたりの脚をはさみのように互い違いに組んで重なる形です。四十八手の名前のなかでも、今もよく知られている手のひとつです。脚を組むことで骨盤どうしが近づくのが特徴で、そのぶん受け入れる側の股関節を大きく開くことになります。手順と、ねじれによる負担、深さの調整をまとめます。

名前の由来

二またに分かれた松の葉を、互い違いに組んだ脚に見立てた、という説明がよく見られます。はっきりした資料は見つからず、諸説あります。資料によって、受け入れる側があおむけで行う形と、横向きで行う形の両方が「松葉崩し」と呼ばれています。

どんな形か

やり方(手順)

  1. ふつうの向かい合う形(正常位)から始めると移りやすい
  2. 受け入れる側が、片脚をゆっくり持ち上げる。どこまで上がるかは本人が決め、相手は無理に押し上げない
  3. 相手は、受け入れる側ののばした脚をまたぐように位置をずらし、持ち上げた脚を胸の前で抱える。ひざが痛む人はひざの下にクッションを入れる
  4. 受け入れる側の腰が少し横を向くと、脚が組みやすい。背中や腰の下に枕を入れて角度を支える
  5. うるおいを確かめ、浅く、ゆっくりから始める。骨盤が近づくぶん深くなりやすいので、深さは受け入れる側が伝える
  6. 脚が疲れたら、抱えた脚をおろす、横向きに寝て寄りそう形に移るなどして休む

からだの負担と、身長差・やわらかさ

けがを防ぐ

「ポキッ」という音、急に萎える、強い痛みや腫れがあった時は、すぐにやめて泌尿器科か救急へ。受け入れる側の股関節や脚の付け根に鋭い痛みが出た時も、その場で止めて脚をおろしてください。

同意と、止める合図

同意の基本は第1章にまとめています。

似た手との違い

ほかの手は四十八手の一覧から探せます。

こんな時に向く・向かない

参考にした資料

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